2012年10月24日水曜日

疲労の理由

こんばんわ

//一言自己紹介//
アールグレイ紅茶の香りが分かるようになってきました
税理士の大野賢二です

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色々やっていたらすでに夕方
ちょっと疲れてきたので備忘録のネタ

陽明学の内容が続きます
ご了承ください

アンテナに引っかかる方のみ
読んでみてはいかがでしょう
という気持ちです

姚江の会 次回の課題本

山田方谷の思想を巡って―陽明学左派入門

まだ読み始めですが
これまたぐいぐい引き込まれる序文

王陽明が弟子と山登りをするエピソードです

息を切らさない王陽明と
息を切らしてしまう弟子たち
それについての著者の解説

山登りをするしないに関係なく
とってもヒントが満載の内容です

以下抜粋

陽明に言わせるなら、体力や技術の差にあるのではなく、心の置き方に問題があるというのだ。
「目の前の一歩を登る」というのは、「今、ここ(当下)」ということと同じで、大概の人はまだ来ない未来、つまり頂上の事に心が囚われてしまっているのである。その為に、身体はいまここにあるというのに、気持ち(思い)は先走り、身体と心(思い)とが分裂してしまっている、「今、ここ」を生き生きと生きていない事態となっているのだ。
心ここにあらず、という状態といっていい。体と心の分裂が、不自然な動きを引き起こし、身体にもともとあるはずの自然な動きを発揮できないために、疲労困憊してしまう事となる。
日常生活に於いても、まだ来ない未来の事、あるいはとっくに過ぎた過去のことに心を奪われて、「今、ここ」を疎かにしていないだろうか。確実に生きている保証というのは、今、現在、「今、ここ」しかないというのに。


コレです!
全くその通り!

富士山を登るとき

ほんとに確実に一歩一歩しか方法は無いんです

上を見え上げてもまだまだ頂上は見えない
心が頂上に向いてるとすぐ息が切れます

でも
確実に足元の一歩一歩
足を前出すだけ

足を出すことすら考えないで
ただひたすら実行していると

呼吸も一定ですし
疲労も少ないんです

筋力や心肺機能
ましてや精神力でもない

ただひたすら
一歩一歩コツコツコツコツなんです


それを自分が実体験しているにも関わらず

欲しいものがあったりしてモヤモヤ
楽しみが近づいたりしてワクワク

嫌なことがあってウジウジ

まったくもって
心が「今、ここ」にない体験もしちゃってますね

だから
葛藤が生まれて
疲れるんだ
と、妙に納得

コレって周りの環境や状況のせいじゃなくて

まるっきり自分自身の心の置き所のせいだったのですね


ストレスを感じないような
とまでは行かなくとも

せいぜい
「今、ここ」に立ち戻って

右往左往しない心得でいようと
そんな私欲に気付かされたのでした


じゃあ
最初に疲れてきたって思ったのはなぜか?

今日一日の仕事に真心込められなかったからなのか?

うーん

考えすぎず
ホドホドにして

家に帰って身体を休めようと思います

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今日もお読みいただき
ありがとうございました!

1 件のコメント:

  1. 大野さん

    今、遅ればせながら読み進めております。
    帰りの電車で、林田先生の著書を読んでいると、
    お客様にどうしてあんなことを口走ってしまったのだろうかと、
    後悔の念にかられることの繰り返しです。
    進歩しない・・・。
    一歩一歩一日一日、目の前のことを精進したいと思います。

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