2013年3月26日火曜日

ロクを磨く徒歩通勤

おはようございます

//一言自己紹介//
しじみウコン肝臓エキスのサプリメントを飲んで不健康の現実から逃れようとしてます
税理士の大野賢二です

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確定申告が終わり
ホッと一息するも
うかうかしていると
あっという間に毎日が過ぎていきます

おかげ様で毎日充実した日々です

そんな中
クルマが故障してしまいました

エンジンオイルの交換を怠っていたのが原因なのですが
エンジンから異音がでるようになってしまい
修理にかなりかかってしまうようです

残念ながら買い替えとなりそうです

騙し騙し乗ろうかとクルマを見たら
なんと今度は後ろのタイヤがパンクしてましたっ!

相当へそ曲げてしまったようです

相手は機械といえど
なんとも申し訳ないなぁと
自己反省したのでした


といったわけで
今朝は会社まで徒歩で通勤しました


まだまだ朝方は冷え込む中
朝日に照らされた道を歩いていると

さまざまな箇所で春の訪れを感じました

高崎の桜もいよいよ開いてきました

長野堰沿いの桜並木です



朝日に照らされた水仙が凛々しいです

他にも春ならではの草花が芽吹いていて
そこかしこで春が訪れていました


そしてそして極めつけはこの動画
(映像そのものはなんてことないです)

ウグイスの鳴き声がしてきたので
録音してみました
(音が出るので注意)
見える木の中にいたようですが
姿は見えませんでした

ブレブレの下手くそな撮影でスイマセン

ウグイスの鳴き声はなかなかでした

朝から歩いてきて
ささやかな春の訪れに気付くとともに
目や耳、ヒンヤリ感、匂いなどなど
五感を通して自然や季節を感じることができました

クルマ通勤だったら気付かないことが
たくさんあったことに感動したのでした


そうやって自然への気付きに関して
最近読んだ「江戸しぐさ完全図解」
 
「江戸しぐさ」完全理解―「思いやり」に、こんにちは

との学習も深まったことを紹介して
今日のしめくくりにしたいと思います

以下転載です

ロクを磨けば、先を見通せるようになる 

「心をとぎすませば(正せば)本体が見えてくる」というのが江戸商人の哲学でした。 
商人のリーダー・町衆たちは講で学び、お互いに研鑽しあいました。 
また、草主人従、自然への畏敬の念を持っていました。 
例えば一本の木が枯れたのを見ても、すぐに予防の手を打ちました。 
「水でしょうかね」「いや、空気が悪いんだ」といって。 
江戸には今でいう環境問題をウォッチする人がそこらじゅうにいたようなものです。 
今日のようにサイエンスは発達していませんから、六感(ロク)を働かせたのです。 
ロクとは視る(目)、聴く(耳)、嗅ぐ(鼻)、味わう(舌)、触れる(皮膚)の五感を駆使して一瞬にひらめく勘です。 
・・・中略・・・ 
ロクが利く人が、さらに子供をロクが利くように育てますから、三代続くとロクはいよいよ研ぎ澄まされていきます。 
商人は仕入にも、品質にも、季節の先取りをしました。たとえば夏。 
当時は寒暖計などはなく、暑さで横丁の隠居がひっくり返ると、それを目安にさっと氷を仕入れました。 
気候や自然の変化に一番敏感なご隠居は、引っ張りだこだったそうです。 
今は温度計があって、何度になればビールが売れるなどのマーケティングがされています。 
しかし、便宜さにかまかけて自然への畏怖の念や他者への思いやりを忘れ、日本人の感性はどんどん微弱になっているのではないでしょうか。 
感性の衰えに比例して、国力も民力も弱くなっていくのではないかと危惧しています。 
常々、ロクを磨けば大事を防ぐことになり、利益を生むことにもなります。 
大正の関東大震災の朝、敏感な多くの江戸っ子たちが東京を逃れたという話も伝わっています。


今の自分は車に乗って楽に移動したり
いつでも食べられるハウス栽培の食品などばかりです

季節を感じているようで実は全然
意識してない
体感していない

楽を求めた結果
便利を求めた結果
不便から逃れた結果

時間や富など得たものもあるでしょうけど
なにか大事なものを失っているのではないかと

ロクを、感性を磨きたいなぁと思ったのでした



ま、クルマが来れば

勿論クルマ通勤になるのに決まってますけどね


でも

たまには徒歩通勤も悪くないな
と思っているのでした

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今日もお読みいただき
ありがとうございました!

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